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ヒューマングルメンタリー オモウマい店

ヒューマングルメンタリー オモウマい店

オモウマい店①きっと命中王!ちょいノールック中華
■茨城県桜川市
茨城県・桜川市にあるオモウマい食堂。どのメニューもお腹いっぱいになるボリュームと低価格が両立していることで知られる。小鉢・漬物・みそ汁付きの“かつ丼(大盛り)”(1,000円)は、ボリュームのあるトンカツをごはんの上に3段のせたもの。
卵にとじられたカツが山のように積み上がっているため、どんぶりからこぼさないように食べるには、上段のカツを小皿に取り分ける必要がある。
コシヒカリの上にかた焼きそば2.5掴み分をのせ、さらに具だくさんのあんかけをかけた“よくばり中華丼”も、小鉢・漬物・みそ汁付きで850円。

ほかにも、レバーと栃木県産のニラ、さらにタマネギ、キャベツなどを炒めた“ニラレバー定食 (ごはん大盛り)”(1,000円。小鉢・漬物・みそ汁付き)が人気。「この値段でこの味、出せると思いません」とお客さんも驚くほど。

麺類も “チャーシューメン”(900円)、“ピリ辛味噌ラーメン”(950円)、野菜7種
の“もやしそば”(700円)など種類が豊富。自家製スープは、豚骨・にぼし・昆布などを加えて継ぎ足されてきたもの。

家族経営で、70歳の父が50代で創業し、昨年末、40代の次男に代替わりしたばかり。以降も、二代目店主に加え、父、母、店主の兄(長男)という4人で運営している。二代目はお店で働きはじめて19年目で、仕込みも調理もメインで担当。客席の様子を見つつ、具材をノールックで中華鍋に投入するなど、その手際の良さには目を見張るものがある。

近年の原材料高騰はお店を直撃しているが、料理に使う野菜の一部を自家栽培したり、唐揚げを手作りしたりすることで値上げを控えている。「損して得を取れ」をモットーにする先代は、安易な値上げには反対の立場。そこには、創業から3年目までの状況が大きく影響していて――。

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